Jan 11
昔の人は忙しかった
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昔の人は忙しかった |
今日はこの冬一番の寒さのようだ。寒さの厳しい時に、熱いお風呂に入れることは大変ありがたい。そのお風呂に入るときに、いつも思うことがある。スイッチポンでお湯が設定した適温のお湯が出てくる、なんと素晴らしいことかと。若い人はあたりまえだと思うかもしれない。私の子どもの頃は、お風呂をわかす仕事は小学生だった兄と私の仕事だった。新聞紙を丸めてマッチをつけ、木をくべて燃えてきたところで、石炭をころ合いを見て入れる。うまく石炭にまで着火しないと失敗だ。なかなか大変な仕事だった。熱すぎたり、ぬる過ぎたりで適温に調整するのも大変だった。うまくいかないと叱られたものだ。ご飯をたくのだって大変だった。炊飯器にご飯と水を適当に入れて、あとは炊飯のスイッチポンではすまない。洗濯だってそうだ。洗濯板でゴシゴシやっていたのだ。これら仕事の上に、子育て役割を主に期待されていた主婦は本当に忙しかったろうと思う。
今の世は、殆どのことがスイッチポンで可能で楽になったのは事実だろう。楽になって、何をしているか。誤解を恐れずに言うと、遊んでいるのである(主婦だけに限らず、家人全体を言っている。)。さんざんテレビを見て、あげくのはては、ネットでいじめる対象はないかを探して、そして暇つぶしをしている場合も少なくないのではないか。ご本人は(その種の暇つぶしは必要時間と思っているので)、忙しくてほかの事が(本来すべき仕事まで含めて)できないという。困ったことだ。
