居直ってトラバーユした元会社員

From Evernote:

居直ってトラバーユした元会社員

無能な上司は、トップの発言である水戸黄門の印籠を振りかざされるとグーの根も出ない。真正面から反論できないから。私は理不尽な上司に対して、そのトップの発言を引用して、暗にプレッシャーを与えて優位な立場に立つこともあった。だから、煙たがられていたと思う。

その頃は、私はすでに会社には心はなくなっていたので、上司を上司と思わなくなっていた。だから、直属上司にへいこらせずに、お客さんを向き、そこでは高く評価されていたので楽しく仕事ができた。しかし、内部の論理を優先する強圧的な態度の上司には、腹が立った。私は根っからタテの関係の「上司」という存在は大嫌いなのだと思う。自由にヨコの関係で生かせてくれよ。そうすれば、やるべきことはやるから、ということで、人並み以上の仕事はしてきたつもりだ。でも、会社員としての生活は、やはりつらかった。勝負は嫌いではなかったが「ビジネス」はあまり好きでなかったのである。

振り返って今考えると、無能な上司も多かったかもしれないけれど、それは私が小さな器量しかない人間だった証しでもある。今では、ひとりの「人間」として、もう少し温かく見守ってあげても良かったかなとは思う。その上司を味方にできなかったことによって、私は見えないところで多くの損をしていた可能性を否定できないのだ。ずる賢しこくなってきたということかもしれないが(笑)。

About