食べたいものを食べられる幸せな食生活

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食べたいものを食べられる幸せな食生活

「些細だが幸せな日常生活」の一つに食生活がある。
各自の予算制約はあるものの、好きなものがあたりまえのように食べられることは素晴らしいことだ。一方、もし医者から、それを止められているとしたら辛いことだ。また、そうでなく食べたくても、からだが受け付けないこともある。実にお気の毒としか言いようがない。これらも失うことによって、わかる幸せのひとつであろう。

亡くなった母親は食べるのが大好きだった。私が子どものころ、母親が人前で自身の趣味が「料理」だと言ったことがある。笑わせるな、ばか言えと思ったし、後に直接にも言ったと思う。普通の人は料理というと、「作る」ことと想像するだろう。あまり暴露はしたくないが、料理を作ることでは決してなく「食べる」ことに違いないと息子としては思った。食べるのを楽しむのならば、グルメということばを今なら使うであろう。

それはさておき、病院で寝たきりで、さらに食べ物がのどに入らなくなり、点滴モードで食べられない状態になった際に、姉妹から「元気になったら、またおいしいものを食べに行こうね」とか言っていて、好きな食べ物の話をいっぱいしていた(私を含めて)。それは酷だったかもしれないなとも思う。それは、今思うと少しの後悔だ。

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