草花と人間のメタファー

From Evernote:

草花と人間のメタファー

私の本職が教師のせいか、庭仕事をしながら花と学生の違いをいろいろと考えてしまう。
人間様は、甘やかされて、なかなか他者の言うことを聞かない(もちろん私を含めてである)。ペットも同じである。
しかし、植物は違うだろうと思っていた。いやまてよ、植物もぜいたくになってきているのでは?と思うこともある。人間に水や栄養を快適な環境をもらい、野性味がなくなっているのでは? 水をもみらわなくなると急にへたるとか(笑)ありそうだ。少し厳しい環境に耐えることができないと、その種はやはり絶滅するのではないかという気もする。人間様はたぶんダメだろう。では、ゴキブリはどうだろうか(笑)??

それはさておき、私の尊敬する志水宏吉先生は、「学力を育てる」(岩波新書)において『学力の樹』モデルで学力の全体的な構図を説明している。葉、幹、根の暗喩で、それぞれの、またシステムとしての重要性を語りながら学力を説明するもので、大変説得力のあるモデルである。なるほどなあと思いながら、やはり根がしっかりしないとダメだよなと思っていた。しかし、根っこがだめでも、挿し木をして根がしばらくして張ってくることがある。植物、いやそれに限らず命の不思議な力だ。そのメタファーが、学力の本質を示しているとすると、もし基礎学力が弱くても何とかなる可能性がある。遅すぎるということはないということである。ただし、やみくもに挿し木をしてもほとんどの場合はダメだろう。
志水先生は、その本ではそこまでは語っていない。それは各自で考えろということだろうか。

About