Apr 13
借景のヤマザクラ
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借景のヤマザクラ |
写真をアップするほどまで美しいわけではないのだが、我家の2階の出窓からの日常風景である。6月頃の景色と12月初旬、そして数日前の写真だ。電線が目ざわりだけれど、好意的に見れば、窓からの景色は額縁の絵のようにも見える借景である。
今は散ってしまったが、この時期には山桜花(?)が咲く。ただし、咲くのは一日だけ。翌日には花が散りはじめる。秋の紅葉時はきれいだ。秋は特に落ち葉が多くて困る。その上、高層マンション並みに冬の日ではご近所さん一帯に貴重な陽ざしを遮る。とても寒くなるため、周辺住民にとってはおおごとである。何人かの署名をもらい市への木の剪定などの要望書も出しているものの、無管理状態が続いている。 景色と陽射しの両方を追求はしたいが、なかなかそうさせてくれない。情緒と基本的機能の両立ができないとしたら、私は基本的機能を選びたい。このケースでは、借景よりも実利的な陽射しを優先させたいということだ。しかし、責任感もやる気も欠如しているように見える市役所担当者を相手に、戦うのは労多くして報われずである。不満ではあるが、勝算の少ない戦で消耗することなく、より手応えのある別の分野にエネルギーを注ぎたい。

