損失の埋め合わせをどうするか?

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損失の埋め合わせをどうするか?

私は株の売買で大損している。一方、大儲けをしている人もいる。これは不公平だろうか。私は不公平ではないのではないかと思う。儲けた人は、それなりのリスクを負っていたのだろうと考える。一方、大損した人は、何か学んだろうか。私の場合は、高い授業料を払って確率的現象に賭けるのはやめることにした。でも、ここは踏ん張り時と、やり続ける見識をもった人もいるだろう。そこは各自の判断である。損失する場合は、ご本人の判断の帰結なので自己責任である。何も学ばない人は、株式市場に参入しなければ良いと思う。何らのリスクもなしで、大儲けなんて、甘い話はあるはずはないのだ(でも、ニッチ市場ではあり得る。それはそのニッチを市場にしたアイデアを思いついた人への貢献として、十分な報酬に値するのではないか。それがリスクであり、そのリスクをとらない人が、儲かった人に対して不公平というのは妬みでしかないと思う)。

確かに損をした人は不幸である。生活が崩壊してしまった人もいるかもしれない。AIJ投資顧問のような年金運用問題となると、関係者にとっては死活問題だ。AIJの代表は虚偽の情報を流していたわけで、それこそ全財産を費やしてでも責任をとってもらいたいが、どうなるのだろう。一方、年金を委ねていた人の責任に帰することはできないと思うが、公的資金を投入ということになれば、皆で責任をということになる。

実際的ではないかもしれないが、次のようなことを思考実験として考えてみよう。
株の売買で得をした人は、青天井の報酬でなく、シーリングをかける。それで儲けをピンハネした金額で、大損した人に補填するというのはどうか。そうすれば実際の損益の格差を縮小するセイフティネットになる。そんなことをしなくとも、租税システムで所得に関する税金は課しているので部分的にはなされているともいえるのだろうが。いずれにせよ、現状以上の格差是正のための理屈を、この世界の人々が許容するだろうか。

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