Mar 25
期待しても無理かな?
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期待しても無理かな? |
今場所の千秋楽では白鵬が優勝したが、鶴竜は優勝決定戦まで健闘した。大関昇進後の相撲であまり心地よく思わないことがある。力士が昇進の直前まではは頑張る。昇進後は、だいたい一桁勝利で甘んじることが多いことだ。昇進直前だけ、頑張って、あとは手抜きのように思えて、いつも残念に思う。
最強であることが期待される横綱でも、時として相手に金星を与えるのはしかたない。それはたまに与えることだから良いのだ。大関も、横綱に準じて強いはずである。勝ち越しさえすれば、すなわち8勝7敗で大関の席は安泰というのは、あまりに、参観者をバカにした話だと思う。そんな状態が続いていたら、そもそも大関にはなれなかったでしょうに。瞬間風速だけで大関になれるとしたら、それはおかしい。その弱い大関が何人も相互扶助のもたれあいではと勘ぐりたくなる。今まで、何度もあった千秋楽で大関同士で勝ち越しを決める戦いとなると、いつも結果は見るまでもなく明らかであった。あまりに、ひどすぎないか。
基本的には強さの序列的になっているのだろうから、大関が横綱に負けるのはしかたないとして、自分より格下の力士になぜ、こうも負けるのか。人間だから、体調不調のこともあろうが、それが何場所も続くのはいかがなものか。プロとして続けることが恥ずかしくないのかと思う。
「大関にさえなれば・・・」という意識で、緊張関係が薄いのではないか。これは力士だけの問題ではない。管理・評価する相撲協会の公平・正義に関するシステムの問題でもある。私が関係者なら、大関は十勝五敗のラインくらいを現状維持のラインに引くことを主張すると思う。それ以下なら、関脇に陥落させる。そのくらいの緊張関係はあって良いのではないかと思う。
今回、鶴竜が昇進となった。若い新たな大関が出現することは喜ばしいことだ。彼には今までのような体質の大関のようになってほしくない。しかし、そんなことを期待しても無理かな?と思っている。
