支持するのも反対するも自由

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支持するのも反対するも自由

私の好きなAlfred Adlerの提唱するアドラー心理学は、英語名がindividual psychologyというくらいの個人の主体性を大切する「思想」を持つ心理学だ。個人の自由の軸に関しては、間違いなく肯定する。私の推察するにはリバタリアン的である。経済の自由に対しては「心理学」といっているくらいなので範疇外としていると思う。

以前にも記したように、アドラー心理学では、「自己概念」「世界像」「共同体感覚」で人々のライフスタイルは構成されるといっている。自分のことを好きだという自己概念があれば、いわば自分さえ良ければ良いという個人主義なのではない。世界を信頼しているということも必要だ。自分の所属している「共同体」に貢献しているという感覚を持つことも重要としている。その世界像も共同体も、各個人の認知次第である。生活していくと、個人と世界、共同体の間でいろいろと悩むみことも多いだろう。その時には、より一段高い(さらに広範囲な)共同体のレベルで考えることを推奨している。

現実の世界が、協調原理に基づく社会であれ、競争原理の社会であれ、条件さえ満たせば個人は幸せになれると教える。上記のように、個人の主観によって物事の見え方は変わり得ると考える認知論のためである。認知だから、個人を中心においているので、各自のとらえかた次第で、幸せになれる。だとしたら、一度きりしかない人生は、幸せになるを選択するほうが有利なのではないかというわけだ。もちろん、そうしないで不幸を選択するのも自由である。この思想は、こちらは相手はどのような思想でもOKし許容するのだが、相手はこちらはNot OKで許容してくれない場合がある。たとえば、選択のできない、あるいは嫌いな人から、選択のできる人は自分勝手だと主張されるので困る。

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