格差問題について

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格差問題について

新自由主義は、現代社会を読み解くためのキーワードだと思う。その新自由主義の弊害として、格差社会化が言われる。格差の拡大で二極化され、それが固定化する傾向すらある。
「社会的地位」の諸側面とか「平等の基準」としての2原則とか、今までさほど焦点のあたっていなかった分野での私達の前提とする考え方を問われ、諸々のことを気づかされる。
「平等の基準」に関しては、分配が参加した人々の作り出した功績、貢献に応じて決定される「功績本位」の貢献原則と、人々が求めるニーズに応じて分配が決定される「必要本位」の必要原則の2つの考え方があるという。

興味深かったのは、自分自身が近づいている高齢者の所得格差が大きいというデータだった。
高齢者の収入が、「資産」、「事業」、「雇用」、「年金」の四分野の所得から構成されるという。「年金」に関しては、ほぼ同一金額相当が提供されている。所得格差が出るのは、残りの三つの存在の有無だという。不動産所得などの「事業」主としての収入があれば、所得は多くなるだろうし、定年後も何らかの形で「雇用」されれば、その分収入は増えるだろう。
必要本位としての「年金」は必要原則として、誰にもほぼ一様に保証されている。「事業」と「雇用」は、貢献原則に対応するだろう。「資産」はクセモノだ。これは、貢献とも必要とも関係ない。たまたま親に資産があり、それを相続することができ恵まれる。この条件は同一ではないので、私は不平等感を感ずる(憤りを感じるほどではないが、特に諸々のニュースなどで感じることも少なくない)。妻は、そうは思わないようで、しかたないのではないかというような見解の相違がある。

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